アファーマティブ・アクションは白人優遇の二番煎じ
アメリカの連邦最高裁判所が6月29日に違憲判断を示した、大学入試におけるアファーマティブ・アクション(affirmative action、積極的差別是正措置)と呼ばれる優遇措置は、白人より不利な立場にあるとされる黒人らに機会を保障することを目的として、1960年代の公民権運動を機にアメリカで広まったものである。
アファーマティブ・アクションは白人層から長らく逆差別との批判を受けてきたが、今回の訴訟で特筆すべきは、原告の保守派団体がアジア系への差別を強調した点にある。そしてこれは、アファーマティブ・アクションの施策そのものの不完全性を浮き彫りにする。
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